おっさんと待合室の自販機
日本には世界でも類を見ないほど沢山の自動販売機が設置されている
外国人旅行客が記念に自販機の写真を撮るほどだ
元都知事も『多過ぎる!』とのコメントをツィートしていた
しかし災害などの非常時には無償で利用出来る機能があったり、本格珈琲を時間掛けて淹れてくれたりと便利であることは間違い無い
特に缶やペットボトルではないカップに注ぐタイプの自販機は、人手によるメンテナンスにかなりのコストをかけていると思う
今ではコンビニの珈琲もレベルが上がって、いつでも美味しい珈琲が飲める環境がある
祖母がハイカラで珈琲好きだったのがきっかけで早40数年、おっさんにとって珈琲は単なる飲み物以上の存在だ
自販機に話しを戻すと、かつて中学生時代によく訪れた水元公園には、グーテンバーガーの自販機があって度々利用した
同世代の方には懐かしいと思うが、自販機の中に、当時では珍しかった温め機能があって、熱々ホカホカのハンバーガーが食べられるのだ
旧称が『マックバーガー』だったのに、マクドナルドとの訴訟で負けてブランド名を変えた、という歴史も面白い
群馬県のB級スポットに『わくわく自販機ミュージアム』という自販機の博物館がある
まだ行ったことがないが、面白そうだ
日本の自販機は、もはや文化だ